再開「13年チャリ旅(上海－九江－武漢)」

日本に帰って半年以上経って気づけばこれが初めての更新になる。
中国を離れて中国を語る資格を失った気がしてた。
でも、まだ伝えてないことがある。
2017年は旅に出ることは出来ないかもだけど
いままでの旅で見た中国を伝えていこうと思う。

年末に福岡に帰って初めて中国に行った船で出会った子に再会して旅を語った。
本当に楽しかった。旅の一番のいいところは出会いだと思う。
でも旅人みんなが面白いわけじゃない。
一番つまんないのは「世界一周の旅」の人。
中国でこんな人と何人も出会った。
でもこのテの人で面白い人に出会ったことがない。
北京と上海と香港に行って「中国全土行ったがどこも大差ない」と嘆く。
中国を知るための努力も楽しむための準備も無く、通っただけで行った気になってる。
それで中国を旅したと言えるのか？
結局彼らの目的は世界一周することで旅することじゃない。
俺からしたらそれはただの移動だ。
とか言う自分も同じような失敗をしたことがある。
2013年5月に上海ー武漢ー長沙ー杭州ー上海という自転車の旅だ。
バスや電車に乗り飽きて今まで見過ごした景色をゆっくり見たいと思って始めた旅だ。
でも結局コレも目的が旅ではなくチャリをこぐことに変わってしまった気がする。
こんな失敗をする人が減るように失敗談として書いておこう。

2013年5月5日チャリの荷台にテントと寝袋積んで地図帳はかさばるので大きな中国の地図1枚だけ持って上海を出た。

出かけた時は晴れてたけど翌日から雨に打たれる。

雨に打たれながらトラックに泥水被せられながらひたすら西へ。
景色を楽しむ余裕なんてない。ただただ１キロでも先に行くことだけを考えていた。

湖州を抜けて更に西に行き、銅陵市から安徽省を川沿いに南下して江西省九江を目指す。

俺は安徽省や江西省が結構好きだ。
中国に来る前に何となく想像していた中国っぽい感じがして。
ひたすら田んぼと畑で国道沿いには果物の直売店なんかが並んでたりして

御飯食べる時間も惜しいのでこんなカゴ付きのを買ってチャリに引っ掛けて食べながら走ってたw

俺は結局3000キロを1ヶ月で走ったけど途中武漢、長沙で長くいたので平均100キロで走ったわけじゃない。
だいたい200キロ前後、長い時は300キロ走った。
ただ、安徽省江西省は比較的平坦でとても走りやすかった・ω・

途中雨に打たれたこともあって5月9日、中継点に江西省の九江に着き、2泊した。

怪しげな1泊20元の安宿に。
翌日晴れたので濡れた服を洗濯して九江を歩いて回った。

江西省の田舎町とナメてたけどなかなかいい街だった。
この旅では九江が一番好みだったかもしれない(*´ω｀*)
11日に九江を出た。湖北省の武漢を目指す。
九江を出た後も田舎のいい景色が続いた。

でも晴天は気持ちいけど意外と距離は伸びない。陽が照ると疲れるから。
この日は山を超える必要があったので余計に疲れて武漢のだいぶ手前でダウンした。

山の上の湖のほとりで寝るけど蚊が多くて死ぬ。
翌日山を抜けてやっと長江に出る。

この道を長江沿いにひたすら西に進むと武漢に着く！
距離的に届くか心配だったけど
完全平坦ルートなんで勢いで武漢まで！

武漢は大きな街なのでユースがあったんで泊まって電子機器の充電をする。

ユースの同じ部屋の地元っ子に武漢観光に誘われる＼(^o^)／

武漢と言えば热干面！！！
他にも色々食い歩いた・ω・

失敗とかいいつつ楽しむのがyone流(^^)v
良い子は真似しないでね＼(^o^)／

上海 − 湖州 − 宣場 − 銅陵 − 池州 − 九江 − 黄石 − 鄂州 − 武漢